フィラーパイプのねじ成形はこれまで、転造方式(ロール成形法)により成形されてきました。しかしロール成形法ですと、成形ローラーとワークとの接触が「点」であるため、集中荷重となりネジ山部において減肉を発生させます。
この欠点を解消するために、新しいプレス式ねじ成形法を考案しました。点接触を「線接触」に変えることにより「分布荷重」を実現し、減肉率のきわめて低い成形方法を実現できました。
これらの技術は、上記補助金を利用させて頂くことにより実現し、また産学連携により大学と共同研究を行い、付加価値の高い製品を実現できました。
これまでの納入実績は、大手自動車メーカーに数多く納入させていただき、また試作もさせて頂きました。